高視認性安全服 Hi-Vis(High visibility safety clothing)

高視認性安全服とは、蛍光素材と再帰性反射材を使った作業服のことで、交通の往来のある場所において自身の存在をより早く認識してもらい、接触事故を防ぐ目的で着用します。(反射ベスト・安全ベスト・夜光ベスト・反射チョッキなどとも呼ばれています)

東洋物産では、働く人の安全の見地から早くから高視認性安全服に着目し、“蛍光生地”と“再帰性反射材”の開発を行ってきました。現在では、国際規格であるISO20471 2013に準拠した素材を使用して、お客様のご要望を伺いながら高視認性安全服を作らせて頂き、路上作業者の皆様の安全に寄与したいと考えております。


御存知ですか?

全国の交通死亡事故件数は平成7年より一貫して減少傾向にあり、この10年間でおよそ4割程度減少しています。(平成15年:約7,500件~平成25年:約4,200件)。死亡事故件数に対し路上での死亡事故の割合は約1.4%で、10年間で変化はありません。その中で、高速道路における人対車両の死亡事故の割合は増加傾向にあります)。※グラフ参照


高視認性安全服に関する基準

欧米では、作業者の安全を確保するため、作業環境に応じて着用すべき高視認性安全服が規格化されています。

●ヨーロッパ:EN471(High visibility warning clothing) 1994年規格化、2007年改訂
●アメリカ:ANSI107(High visibility safety apparel and head wear) 1999年規格化
●ISO(国際標準化機構)で2013年3月に規格化:ISO20471 2013(High visibility clothing)

日本ではISO20471 2013に相当する規格は存在しませんが、今後はこの国際規格に対応するJIS規格が制定される見込みです。


高視認性安全服のクラスについて

ISO20471 2013では、高視認性安全服に関するリスクレベルが以下の3クラスに分類されています。


クラス 3

高速道路

リスクレベルが最も高いクラス

最高レベルの視認性を必要とする高視認性安全服で、あらゆる身体の動きに対応することが要求されます。蛍光素材と再帰性反射材を腕及び足の両方に配置したデザインすることが必要です。 作業環境の目安として速度が60km/hを超える高速走行の車両が行き交う場所、高速道路や幹線道路などでの道路建設作業員、ガス・電気工事作業員、監視員、救急救助員など、作業者が重大なハザードに直面する場合に着用します。 蛍光素材は0.8㎡以上、再帰性反射材は0.2㎡以上の使用が求められています。



クラス 2

空港

リスクレベルが中程度のクラス

このクラス高視認性安全服は高い視認性が必要で、胴体部分の視認性を高めることが要求されます。 作業環境の目安として速度が30km/hを超え60km/h以下の車両が行き交う場合が想定されており、船舶貨物積み下ろし、貨物配集ドライバー、駐車場整理、航空地上整備、ゴミ回収車作業員などが着用を望まれます。蛍光素材は0.5㎡以上、再帰性反射材は0.13㎡以上の使用が求められています。



クラス 1

駐車場

リスクレベルが最も低いクラス

このクラスの高視認性安全服に求められる視認性は最小限ですが、作業環境において風景に溶け込まないような視認性が要求されます。作業環境の目安は速度が30km/h以下の車両が行き交う場所が想定され、駐車場の誘導案内、スーパー等のパーキング内のショッピングカート整理などの方の着用が見込まれます。蛍光素材0.14㎡以上及び再帰性反射材0.1㎡以上の使用、または蛍光色反射材0.2㎡以上の使用が求められています。


*車両の往来が考えられる路上、軌道、港湾・空港施設内等の労働環境では安全性を考慮し、クラス2以上の高視認安全服を着用することを提案いたします。



当社ではISO20471 2013に準拠した素材を開発しました。

ブラインドトリコット1.0とブラインドトリコット3.0において、メッシュ系素材としてISO20471の認証を取得しました。これにより、単独でも重ね着でも通気性のある涼しい高視認性安全服の作成が可能になりました。







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